CCVとは（Ｃｒｏｓｓ Ｃｏｕｎｔｒｙ Ｖｅｈｉｃｌｅ）の略です。つまりクロカン車についての専門季刊誌です。スタイルだけでオフロードではダメな車は扱いません。四駆に乗っている方の全てに読んでもらおうと思って編集・執筆は行っておりません。またドレスアップという飾りは否定しています。興味あるCCVは年式や製造国にかかわらず徹底紹介を行います。広告は最小限なので読みこたえはあります。カラーは10数頁なので色を見たい人はカタログでも見てください。車以外ではオフロードで役立つツールについても実用的で興味のあるものだけを取り上げています。走破性の大きな要素であるタイアについては細身大径を中心に独自にテストしています。ジープとジムニーについては毎号試乗記を掲載しています。過去の優れた技術を見る上からも軍用を中心とした歴史的なCCVについても頁を割いています。コラムから小説に至るまで経験豊かな執筆人が揃っています。広告が少なく本文に見せかけた広告がないので1,800円もしますが、クロスカントリーに興味のある方には一度読んでいただきたいと思っています。ただ、もしあなたが流行っているという理由で四駆を持っているのであれば全く読む必要はありません。また執筆者・編集者としては読んで欲しいとも思いません。


(C)2001 株式会社大日本絵画 無断転載を禁じます。

ＣＣV-41
モデルグラフィックス別冊　雑誌コード18748-3　定価1,840円（本体価格1,752円）
ccv vol.41CONTENTS

Cross Country Note………………………  18
特集 欧州的四駆
  ランドローヴァーアラカルト…………  21
  ランドローヴァー90……………………  56
  レンジローヴァー………………………  66
  オーバーランドA3ディーゼル…………  80
  戦後の仏軍小型車輌……………………  94
  ラダニーバ……………………………… 100
  ピンツガウアー英国へ………………… 116
CCV IMPRESSION
  日産 パトロールD4W61………………… 122
  スズキ ジムニーワイドJB43W………… 134
トラクションタイアテスト……………… 144
SHOP & TEST 賢く買う・試す…………… 148
社会とCCV ………………………………… 154
Cross Country Gallery【佐藤元信】 … 156
モンスタークランチ……………………… 158
アイスランディックフォーミュラ……… 164
CCVシリーズのご案内 …………………… 168
前田くにひろのホームページ…………… 176
Cross Country Voice [掛札國昭]……… 180
風の便り [中村一生] …………………… 182
コラム……………………………………… 186
読者の声…………………………………… 194
野宿ライダー四駆旅 [寺崎 勉]………… 196
Book Information………………………… 199
読者プレゼント…………………………… 200
路外日誌…………………………………… 202











表紙写真
     森田陽司 │茅原田哲郎
  ──────┼──────
  須永たつひと│須永たつひと

編集：石川雄一，須永たつひと
発行所：株式会社大日本絵画 〒101-0054東京都千代田区神田錦町1-7
編集：株式会社アイティーエフ 〒358-8691埼玉県入間市豊岡3-4-16
発行人：小川光二 編集人：石川雄一
発行日：平成13年3月5日 定価：1,840円（本体1,７52円）

質問等は読者のみにしてください。編集者の時間や金銭的負担のない方法として返信用封筒を同封した封書のみにてお願いします。


ＣＣＶインデックス CCVｖol．40 CCVvol.42


(C)2001 株式会社アイティーエフ 無断転載を禁じます。

新刊案内

CCV-41の発売は1月29日です。　(一部地方では少し遅れるかも知れません)
　　　　　　　　　　　本体価格1,752円
欧州的四駆特集　創刊10周年記念号PartU 内容の紹介　
　　　　　　　　　　(モデルグラフィックス3月号別冊　雑誌18748-3)
ヨーロッパのCCVを特集しましたが全てを網羅というよりはクセのあるものを選んでみました。

ランドローヴァー・アラカルト

数少なくなっているシリーズTの中でも更に希少な107インチのステーションワゴン。シリーズUAの88"ステーションワゴンは当方が修理登録したものなので気兼ねなくオフロードも走りました。シリーズVの88インチは最も廉価なベーシックモデル。軍用のランドローヴァー110は初期のターボなしパワステ無しのシンプルなもの。、英国からの情報としては最新の軍用XD。海兵隊の特殊任務用で高度の防水・耐寒仕様。ランドローヴァー90の初期型ワゴン。　

レインジローヴァー

以前少し試乗した3.9リッター+5速マニュアルのRRがエンジンをすっかりとビルドアップされて再登場。軽量なアルミのV8を豊富な強化パーツを選択してストロークアップを中心として組み上げた全情報。　

ラダ・ニーバ

非常に優れた設計思想の小型軽量CCVであるが、色々と誤解があるニーバについて。

オーバーランドA3

現在の仏陸軍小型CCVであるオーバーランドの1.9リッターディーゼル車。試乗記に続いてバンダビーン氏による戦後仏軍小型CCVの変遷について。

日産パトロールD4W61

和製ジープ御三家の中でも陰の薄いパトロールの第二世代。その後のサファリにも残る独特の設計。

ジムニーJB43W

エンジンが新しくなったジムニーワイド。

軍用ピンツガウアー

LRのXDと同様に高度の防水処理が施されたターボディーゼルモデル。

★ブリヂストンも参入したジムニーサイズ・デューラー。
★三菱ジープのトランスファーを輸入部品で極低速化。英国と豪州の専門誌の購読予約。
★ビッグマシーン・トライアル:年を追うごとにユニークな車両が出場するようになった6×6や8×8が中心のトライアル
★アイスランディック・フォーミュラ:アイスランドで始まり欧州で盛んになってきた一風変わったオフロードレース。
★社会とCCV:グリーン税制と世間体。
★コラム:36と行く、J30系玩具、ランクルは最高。
★電脳通信。
★野宿ライダー。
★風の便り。


近刊のご案内　　ジムニーブック　　 Ｊｉｍｎｙ　Ｂｏｏｋ

編集室では現在ジムニーについての単行本を制作中です。好評をいただいているジープブックと同様の内容や体裁で価格も2,000円を予定しています。出版予定日は今年3月下旬として鋭意作業をしております。内容の6割程度は過去にCCVに掲載された試乗記事ですがその他の車種については他誌の記事で補ってジムニーの全車種がカバーされます。著者は二階堂裕氏が大半を書かれています。これは日本ジムニークラブ会長でもある氏の悲願であるジムニーの30周年記念出版でもありジムニーについての熱いメッセイジが込められたエッセイが巻頭にあります。
今後は　このジムニーブックに続いて本誌では5月に「テストドライブビデオCCV39〜42」の発売を予定しています。本誌で取材したCCVのアクティブな映像を中心にまとめた面白い内容で昨年の「CCV35〜38」に次ぐものです。単行本としてはジムニーの続いてLandで始まる車種についての本を予定していますが「R...」と「C...」のどちらを先に着手しようか迷っています。


近況

昨年は新しいビデオや単行本「ジープブック」で忙しかった上に春先にはLRの古い不動車を買い込んで随分と楽しんだり苦しんだりしました。また暮には読者の方からJ36を譲っていただいたり、つい最近も古いジープを引き受けてしまいました。車は走るためのものなのに修理屋やコレクターになってはまずいと思い今年はアチコチに出かけたいと思っています。ピンツガウアーは武骨な外観の割には楽しくて実用的でずか暖房は空冷エンジンなので弱く、特に客室は寒いのでシートを部分的に取り去って「掘りコタツ」を試して見ました。これが中々暖かくてしかも風情があります。世間では景気の悪い話ばかりで特に四駆業界の凋落が目立ちます。出版全般も構造不況が続いています。読者の方々もお仕事でのご苦労も多いかとお察しいたします。しかし、こんな時代だからこそ趣味のクルマ道楽では楽しい場や豊かな時間を過ごしたいと思います。幸いにもこの趣味ではお金をかけなくても(あるいはお金をかけ過ぎない方が)豊かさが味わえるようです。
ジープブックはお蔭様でとても好評なのですが問題は本屋さんへの配本が少なくて「どこにあるんだ!」というお叱りを数多く頂戴しております。売り切れたたわけではありませんので本屋さんに「大日本絵画のジープブック」と取り寄せをお願いすれば買える筈です。勿論、CCV巻末の振替用紙でのご注文も出来ます。
CCV編集室:　358-8691入間市豊岡3丁目4番16号　電話 042-965-1020 fax 963-1363


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