昨年は（昨年もか?）ろくな新車がありませんでしたが､パワーアップと車高ダウンで話題にはなっているランクル80の4.5リッター･ガソリン車の試乗をやりました｡

同時にあまり人気のなかった先代のFJ60Vを福岡にて試乗｡腐食がひどくて希少価値なき希少車｡

最近のアメリカンCCVは随分と日本車化していますが､ちょっと前のアメリカン４×４の名車と希少車を3台集めてみました｡名車としてはブロンコの初期型でどうしてこんなに素晴らしいものが消えてしまったのかと昔から気になっていたもの｡前後のリジッドアクスルをフロントがコイル､リアがリーフで吊ったサスペンションとコンパクトで効率のよいボデー､小回りの効くステアリングが特徴｡

インターナショナルのスカウト�Uはクロスカントリー性能としては大したものではないけれど､ステーションワゴン型のCCVとしては見習いたい面も多い｡

ジープCJ-7にもクォドラトラックというフルタイム式トランスファーを搭載したものがあり小数ですが輸入されていた｡

ジムニーは550のターボというスタックしてから吹き上がるようなモデル｡

昨年購入して使っているダイハツ･タフトのオリジナルF10型というはっきり言って失敗作｡

レインジ･ローヴァーのエア･サスペンション車について英国と日本での試乗リポートにメカニズムの詳細と細部写真を掲載｡やはり風船サスペンションはエアを入れ過ぎると堅くなるようだ｡それにしてもどこもでも先進を走るローバーのパイオニア精神は偉いと思います｡

• ちょっと乗りリポートとしては販売数で明暗を分けているスズキのノマドとダイハツのロッキー｡
  
• ミリタリーではバンダビーン氏のコレクションからMB/GPWの防寒アイデアを特集｡サイドカーテンとドアのないジープをどう改造して極寒の欧州戦線を過ごしたかを豊富な写真で紹介｡兵士達が乏しい資材を使って工夫したものから､ある程度は規格化されたものまで｡
  
• また中村一生氏は幻のジープであった初期の三菱ジープJ1とJ2の発掘と日本でのジープ生産開始40周年を期に「ジープの系譜」について新しい年表を作成して情報提供を呼びかけています｡
  
• 四駆小説はメーカーの設計者悲話の連載｡
  
• クロカン･ツールのテストでは､ジャッキを特集してみた｡リカバリーの方法として「引き」のウインチやストラップにたいして「リフト」するツールとして色々と考えてみた｡しかし結論としては車載のものも用品としての各種ジャッキもたいしたものはない｡
  
• イベントは河原で行われた軍用ジープの集まりと初冬の美しい高原で行われたローヴァー製CCVの集まり｡
  
• 短いニュースとしては浮き袋を抱いた水陸両用ディスカバリー､アメリカのカタログで見つけたエンジン式ウインチ｡