先行発売されていたジムニーワイドの登場によって概要はわかっていたのだが新規格の軽自動車としてジムニーが発売になった。エンジンはDOHCのみで乗用車登録のみ。ホイルベースは延び前後にもサスの上下にも重量配分は大きく変ったので新しい小型CCVと考える方が妥当な評価だろう。

旧型ショートの乗用車登録モデルのサスペンションとギア比をオーナーの好みに応じて改良したもの。外観に派手さはないが素材の良さを出来るだけ生かして性能を向上させることと楽しく走るための工夫がされている。

軍用車それも米軍車輛となると合理性が追求された車だと思われるが、大いに無駄があるのがこの指揮官車である。戦前からのトラックシャーシーに載せた人員輸送にしか使えないボデーには軍隊という階級社会を感じる。

国産CCVとしてはコンパクト路線のダイハツは諸元を見ると魅力もあるが何か勘違いを感じる。末期の独立サスになる寸前のショートという希少車。

現在の70系にはロングセラーであった40系の面影は全くないが、後継として登場した当時の70系の多くの部分は40系から引き継いでいた。3.4リッターの3B型と5速を持つ最も40に近くて軽量な70である。

• ランドローヴァー・ウィークエンド:新旧のL/R一挙取材はビデオ撮りのついでで525万円の格安とされるR/Rの4.0S、ディスカバリーは冬の特売車、90のV8は最新の50周年記念モデルと古いキャブレータ車、オリジナルR/Rは74年物と当方の尻切れ車、そして以前取材したハイブリッドのその後。
  
• トラクションタイア:ジムニー用で好評のノマディックがトランパスM/Tと名前を変えて235/85R16で登場｡ソフトでしかも泥の抜けもよい。GYのエクストラグリップのタイ国版がディーストン750R16の8プライ、XZLの中古を台にスノータイアを作ってみた。ダンロップが今年発売予定のトラクションタイアの情報は希望のもてるもの。
  
• サスペンションリポート:ジープTJ用スカイジャッカーはソフトでクロスカントリー向きの設定｡ジムニー用の柔かさと曲がり防止を両立させたリーフ｡
  
• Shop&Test:やっと手にしたアトラストランスファーの観察､ホイルナットを考える､車載消火器の勧め､以前紹介したドイツのバリオブロック紛いが作られた､三菱ジープ用クラッチガードとシフトノブ､軽いアーリーブロンコの夢｡
  
• 社会とCCV:車の整備についての規制はダメなユーザーにも緩和されたので問題が頻発｡自動車Nox法の効果はどうなのか｡最後に乗せてもらう車は貴方のCCVでも問題ないと役所の確認をとった、拝｡これからは再生車かも知れません｡
  
• イベント:腑分けも行われたL/R集会､鉄テコというケーブルカー大会､2台1組トライアル､4×4スワップミート｡
  
• トランスアジアラリー:国策イベントでの日本からの参加の色々。
  
• CCVアラカルト:量産されるかは国情次第と言われるラダ・ニーバの最新型､メルセデスの小型車Aクラスのツインエンジンから考える､Gチェロキーの後ろ脚､NZのL/Rディーラー､トップトラック､マニュアル車の事故対策｡
  
• ランクルマン前田の電脳通信道場。必ず行いたい下見と単独行の勧め､個人の楽しみですから｡
  
• 野宿ライダー:ジムニーで走る林道｡
  
• コラム:36と行く、のび太症候群､ウォーンアドベンチャー､改造によるランクルのブレーキ破損｡クロカンごっこの相対性理論｡ランクルは最高は脚回りの楽しい考察と走る場所。
  
• 風の便り:出張ついでに読んだ軍用車図鑑でのガッカリ｡
  
• ミリタリーCCV:戦後間もない頃、水陸両用ジープGPAによって行われた本当の自動車による世界一周。
  
• 小説:ＵＳＯと言う団体はいかがでしょうか。
  
• 読者プレゼント:珍品があります。奮ってご応募下さい。